計画換気論
換気
換気の目的は、室内の空気を入替えることにより、汚染空気を排出し、屋外の新鮮な空気を取り入れることです。効率的な換気を行うためには、気密性能のある住宅が求められます。
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計画換気の原則
常に、出入口を明確にして、必要な量の新鮮空気を取り入れ汚染空気を排出することが、計画換気の原則です。
寝室や子供部屋などの居室から新鮮空気を取り入れ(入り口)、トイレ、浴室、納戸などの臭いや
水蒸気、粉塵の出るところから排出することです(出口)。隙間だらけの住宅では、この出入口の設定ができません。従って、計画換気は住宅の高気密化が必須条件となります。
次世代省エネルギー基準では、換気回数で1時間当たり0.5回とされています。
この値は、1人あたりの必要換気量として、炭酸ガス濃度の上昇を1000ppm以下に抑えるために1人あたり20~30m3/hの換気が必要と考えられている値です。